Port Augusta から Ayer's Rock
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Port Augustaを出るといよいよアウトバック。マッドマックスの世界。
地図で見て日本の感覚で小さな街だからGSくらいあるだろうと思っていると、これが家が数件
しか無いようなところだったりして、XVがガス欠。XJのタンクを外してガスを分けて切り抜ける。
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(左)Island Lagoonにて。水はなく、干上がった塩湖だ。
(右)カンガルー、死して土に返るの図。道端には車に撥ねられた野生動物の屍が多い。大きな野生馬なども死んでいて痛ましかった。
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Stuart HWYの荒野のど真ん中で突然前を行くXJが白煙を上げてストップ。XVで牽引しようとするが、荷物を縛るのに
使うゴムひもしかなく、これが切れたりして手間取っていると通りがかった彼らが50キロ戻ったPimbaまで牽引してくれた。
爺さんは、京都に行ったことがあるそうだ。
XJの方はWoomeraのGS兼ディーラーで点検したところ、オイルが足りないだけ。瞬間的に焼きついたのかもしれない。
レンタル屋まかせにして、メンテをやってないのがマズかったのだが、オイルを入れたらOKだった。
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XJの修理に時間をとられて、本日はGlendamboのCP泊まり。
TasmaniaからというEasyRiderのような二人組みがいる。彼らはテントを持たず火を焚いて星空の下で寝ている。
Darwinからの帰りであるという。写真を撮ってよいかときいたら、「Don't worry.」という答えが返ってきた。
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(左)GlendamboのCPの朝。これがTasmaniaの二人のバイク。ホンダとスズキのナナハンのようだが、ほとんど原形を
とどめない。手前のCBはライトが割れている。向こうのGSにはロボットハンドル。
(右)ふとっちょの彼は足が悪いらしく、キックを手で動かしてエンジンをかけていた。流石にすごい腕力。
隣は、今回のツーリングではじめて会った日本人、粟野君。彼は大学を休学していて、DarwinからPerthまで行くそうだ。
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(左)出発前。全員で記念撮影。EasyRiderはカメラをみて、「modern style」だと笑っていた。
粟野君はひょうきんもの。
(右)粟野君と彼のXL350。Sydneyで買ったそうだ。長期なら買って、乗って、売ったほうが安い。粟野君とはこの後も
会うことになる。
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オパールの街、Coober Pedyで、アボリジニ(原住民)の女の子。彼らの暮らしは貧しい。笑顔が救いだ。
Coober Pedyは、一攫千金を夢見る宝石採掘者たちの街。小額の権利金を払えば、誰でも掘れるらしい。街の周囲は砂山だらけ。
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早朝、Marlaの街を出ると、Stuart HWYには、まだダートが残っていた。土の色が赤茶けていて日本にはない、美しい
とさえいえる色だった。
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160Kmのダート走行の後、舗装インと同時に念願のNorthern Territory入り。ついにOutbackへとやって来た。
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Ayer's Rock全景。
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岩肌が侵食された部分。Brainと名がついていた。
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Ayer's Rock登り口。
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途中にはこんな鎖場もあった。なぜか貧血気味で、気分が悪くなり、途中何度も休む。
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やっと頂上。背後はMt. Olga。
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下り。見下ろすとこんな感じ。
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CPへの帰り道。Mt. Olgaに沈む夕日。
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翌日、30Kmほどのダートを走ってMt. OlgaのふもとのValley of the Windsに行く。水を凍らせて持っていったが、
あっという間に解けた。途中、数百メートルに渡り、非常に深い砂の部分があってハンドルを取られるが、アクセルを
開けてパワーで走り切った。
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Valley of the WindsよりのMt. Olga。オーストラリア名物の蝿が久々の獲物と思ってか十数匹寄ってくる。
景色はよいが、暑さと蝿には辟易した。
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