７月１５日（水）

曇り時々雨のち晴れ
みさき台公園キャンプ場（初山別） ―（Ｒ２３２）― 留萌 ―（Ｒ２３１）― 浜益 ―（Ｒ２３１・Ｒ３３７・Ｒ５・Ｄ１）― 朝里川温泉―（Ｄ１・Ｒ２３０）― 定山渓自然の村キャンプ場
走行２６２Ｋｍ

朝方、風は少し弱くなったが、小雨はぱらつく。起きて、辺りをちょっと観光。

９時過ぎに出発。Ｒ２３２をひたすら南下。空は明るく、乾いた路面もあるのだが、雨は時折強く降り、冬の山陰のような天気。夏の北海道で、冬の山陰が味わえるとは。 これもなかなか乙也。３０数年振りのＲ２３２はやはりトンネルがかなり増えていた。写真も撮らずに雄冬岬も通過。ひたすら走る。長いトンネルの退避エリアに白バイが！ ７２Ｋｍ／ｈくらいだっただろうか、辛くも通過。腹が減ってきたので、浜益のレストランで昼食。

雨は止んでいたのだが、レストランを出て出発しようとするとまたパラパラ降ってくる。南下するとＲ２３１は海岸線を離れて山に登ってゆく。そして長〜いトンネル（地図によれば新送毛トンネル）。 これを出た辺りでやっと青空が！いや〜、久しぶりだなあ〜
まあ、さっき白バイも見たし、天気がいいとやってるかもしれないから、気をつけて走行。しかし、更に南下して札幌が近付くとまたどんよりとした曇り空になる。Ｒ３３７で右折。３桁とは思えぬ片側２車線の立派な道路だった。 セイコマがあったら夕飯の食材調達を、と思うのだが、見当たらず。しまった〜、Ｒ２３１で見かけたところに入るんだった・・　そうこうするうちに、Ｒ５に。大幹線なので店はほとんどなし。 朝里で右側に７−１１があったので止む無くここに。ハンバーグとミートボールのレトルトパックと、キャベツの千切りなど。生野菜が不足してますから。隣はＧＳなので給油。２９９キロで９．８４Ｌ、リッター３０キロか。 燃費が悪いのは強風だったせい？
Ｄ１を左折して予定キャンプ地の朝里川温泉へ。と、左側にセイコマ、何だよ〜。キャンプ場を探すのだが、全然表示がなく、ループ橋まで来てしまってＵターン。もう一度、ゆっくり朝里川温泉街を通過。 バンガローが数軒並んでいるところにキャンプの看板が。Ｄ１から外れた道下のようだ。裏道を行くと・・・　え〜、ここ？！　道端の裏庭のような空き地に先客が居てテント２張りを設営中。う〜ん、周囲は完全に人家だし、落ち着かないなあ。 温泉には歩いて行けるけど・・　子どもと相談ののち、ここは止めて定山渓まで行くことにする。Ｄ１でループ橋を渡って山に登ってゆく。頂上付近には雲が掛かっていたが、走ると小雨もぱらつく。しかし朝里峠を越えると南側は晴れていた。

Ｄ１を下りきって定山渓温泉。念のため、定山渓自然の村に電話する。札幌市がやっているようで、如何にもお役所的な、杓子定規な対応。優しいんだけど、まどろっこしい。 予約が必要だというので、電話で予約して出発。Ｒ２３０に出て、温泉街を通り過ぎて左折。豊平峡（ほうへいきょう）ダムのほうに登ってゆくと、ああ、ありました。 ここもバイクは当然進入禁止。お役所なので例外も認めてもらえず、ついにリヤカーを使うことに。平日だが、周囲のサイトはそれなりに埋まっている。両隣は、小さな子ども連れの夫婦と、老人男性の３人組。 女の子２人はきゃっきゃと大声で遊んでいる。まあ、しゃあないなあ・・　ということで、こちらも遠慮なくＭＰ３でアストラッド・ジルベルト。老人３人は、１つテントで寝るようだ。どういう人々？ テントの張りにも慣れてないようだったが、この歳でキャンプ初心者なのか・・　まあ、ともあれ、今夜も温泉だ。管理棟で割引券が貰えるというので、寄っていく。いろいろな温泉があるが、国道を入って左側に見掛けた 豊平峡温泉が露天風呂もあり雰囲気が良さそうなのでここにする。

テントに戻って夕食。レトルトを温めるだけなので簡単だ。管理棟で焚き火セットが半額４００円とあり、子どもがやりたいというので購入。焚き火台と、焚き木一束と、焚き付け少々。 焚き木を割るのに斧が借りたいのだが、それはなし。食後に始めるが、予想通りなかなか燃えずに苦戦する。結局、また管理棟に行って、焚き付けスティックを買うはめになった。 ビール飲んで、燃えない焚き火を必死で扇いだら酔いがまわり、焚き火の写真は撮り忘れた。

このとき、ＲＪさんが極秘情報（笑）から我々の動きを察知して朝里川キャンプ場までを探しに来てくれていたとは、知らなかったのだった。