ビッグ・ベア・レーク ツーリング

2008年7月25日

来週の週末に子供のクラスメートの家族にキャンプに誘われているので、キャンプ場の下見、
という名目でCBで半日ツーリングに行ってきました。
自宅からサン・ベルナルディノ山地の入り口までは、例によってフリーウェイでの移動。
はっきりいって、苦痛以外の何物でもありません。70〜75MPH(112〜120Km/h)で巡航しますが、
風圧がものすごい。向かい風や、周りを走る車の乱気流のせいもあるのでしょうか、すごい揺れです。
路面も粗くて、旧車CBのサスではダメなのかもしれない。9時に出発して、
10時半ころにフリーウェイを降りたときには、すでにクタクタです。
今回、テールカウルの中に車載工具を入れていたのですが、走行中の振動で、まずカウル前面のバッドが脱落。
続いて入れていた工具も次々と脱落し、すべてフリーウェイのゴミとなってしまった。
まあ、安物工具なので惜しくはないですが。
今日は革ジャン、革パンの正装。出発時は気温28度でちょうど良かったのですが、
山を前にガソリン入れたときにはすでに36度。
流石に砂漠ですね。兎に角は、暑い中、山に登っていきます。

コース図


フリーウェイを降りて、州道の18号でサン・ベルナルディノ山地に登ってきました。
最初は2車線、途中から1車線に。ほぼ登りきって、南方、今登ってきた道を見下ろします。




登り切ったら、尾根沿いの道。リム・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイという名が付いています。



周辺にはレーク・アローヘッドなどいろいろ見所がありそうですが、
今日はリム・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイの完走を目標に、ひたすら走ります。
標高7000フィート(2133メートル)の看板を通過。気温は30度程度で、やっと涼しくなった。



ビッグ・ベア・レークまでは下りになります。
走っていると、花の香りがして来ます。止まってみたら、この黄色い花のようでした。
道路わきのいたるところに咲いています。




途中、一方通行がありましたが、ビッグ・ベア・レークに着きました。
南岸は観光地のようなので避けて、北岸の道路へ。12時です。腹が減ったので、湖畔の松の木陰で弁当を食います。
湖面にはジェットスキーやボートが出ていて、子供が波乗りなどして遊んでいる。
のんびりした風景。ビッグ・ベアは、冬場はスキー場になるので、一帯にはロッジが立ち並んでいました。




橋を渡って、南岸の道路に合流です。これでビッグ・ベア・レークとお別れ。
ここから州道38号でリム・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイの続きへ。



州道38号は完全に裏道のようで、交通量はほとんど無し。
最初は比較的まっすぐな道でぐんぐんと高度を上げて行きます。
と同時に気温もどんどん下がり、8445フィート(2574メートル)のオニックス・サミットを超えるころには
22度くらいに。オニックス・サミットからはまた比較的まっすぐな下り。まっすぐとはいっても、タイトコーナーが無い、
というだけで、走りは満喫出来ます。
ひたすら下ると、だんだんとタイトコーナーが増えてきました。黙々と走るのみ。
久々に走りに集中したいい時間でした。といっても、そんなに無茶して曲がるわけではありません。
あくまで、普通の中年おじさんの走りでした。




と、いうことで、ミル・クリークまで一気に下って参りました。このあたりでどのらいの標高だろう・・
2000フィート(600メートル)くらい?
気温はすでに35度くらいに上がりました。暑いです。
ミル・クリークは、ご覧のとおり白い石が一面ごろごろした河原です。何か日本にもありそうな風景。
ここからレッドランズまで下る道は、何となく京都の北、京北町あたりを思わせます。
暑くて頭がボケてしまって、幻想を抱いたのかもしれませんが・・・




レッドランズまで下りると、さらに気温が上がり、フリーウェイに乗るころには42度になってしまいました。
暑い中、また苦行1時間。家に近づくにつれて気温が下がってきます。自宅近辺では30度で、走るのには快適。
それにしても、やはり肩が凝ります。私はひたすら遅い車線を65MPHあたりでチンタラと。
Tシャツ1枚の若者が、ろくにカウルもないバイクで速い車線をガンガン走って追い抜いて行った。
追い抜きざまに、ピースサイン。こちらも手を上げて応答。

ということで、3時過ぎに、予定通りに帰宅しました。肩こりで、そのまま港市温泉に入ってしまいたい気分でした。



走行:260マイル(416キロ)
燃費:49MPG(リッター20キロ)



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