ジョンソン・バレー OHVA 冒険ライド

2020年12月19〜23日

砂漠もオフロードも燃え尽き気味でしたが、コロナで他に行くところもなくまたジョンソン・バレーへ。
スマホのGPSアプリで走行経路をトラックし、広大なジョンソン・バレーOHVAを満喫出来た。

2020年12月19日(土)

自宅を8時前に出発。コロナで外出禁止令が出てますので、ちょっとドキドキします。小心者ですので、ガソリンは昨日入れ、バイクは2台とも車中に積んで外見はお仕事感を出しました。 土曜の朝だし、外出禁止だし、フリーウェイは空いています。走っているとピックアップの荷台にバイク積んだのとか、トレーラーにバギー積んだのとかも走っていて安心。な〜んだ、我が家も通常通り1台は外のキャリアーで良かったのか。(笑) 現地には昼前に到着。前回一泊で撤収した西の端ではなくて、2008年にXT500を積んで一家で行ったSoggyDryLakeまで。州道247からのアクセス路は2008年と全然変わらずの悪路。ガタガタ揺られながら歩くような速度で。


今回の車内設定です。2段ベッドは没にして、これ。子供はテント内に寝ることに。一緒に寝ても鼾や朝寝坊で鬱陶しいだけですから。(笑) コットを改造して車内に突き出たタイヤハウスの上に載せるようにしたので、車内も少し広くなった。今までは就寝時にテーブルを畳んでコットを出していたのだけど、これなら常設でOK。 調理台を畳まずにコットをもう一つ置けますので、強風時なんかには子供も車内に避難できる。 コットが昼間はソファー代わりなのですが、背もたれが無くて寛げません。なので即「キャンプ用座椅子」をネット発注。

中華三昧の昼食後、走りに出ます。今回はスマホのGPSアプリを使うのでその設定その他。バッテリーはラジコン用のLiPO(13V)をシガーソケット経由でUSBに変換してスマホへ。


初回のルート図です。無事に記録出来ました〜(当たり前か)
GPSアプリ、走行中は今までのルートと現在位置が表示されるのですが、ズームやパンしてもすぐ元(現在位置がセンターでズームサイズも固定)に戻ってしまうのは、使い勝手が悪い。 周辺の状況をじっくり調べられないのでねえ。(ちなみに時間は自宅で画面キャプチャーした時なので、現地でのものではありません。)


あとはいつもの通りの証拠写真撮影。(笑)


そしてパノラマ動画


しかし、この岩、見事に割れている。

ということで、本日は終了。夕飯は例によって豚汁でした。

走行: 11マイル

2020年12月20日(日)

予報では明け方氷点下になるというので、寝る前に水道の電動ポンプの水抜きを行いましたが、全然暖かで最低気温は5度くらいだった。 昨日の豚汁の残りとご飯で雑炊の朝食。


私は夜中に何度も目が覚めるので日の出を待ちかねて起床ですが、子供は全然。 ということで、いつもどおりにコーヒーを淹れて、ジョンデンバーを聴きます。陽射しが強いので車内もすぐに暖まってきます。


昨日、撮り忘れました。お馴染みテントサイトの図。


そしてサイト周辺のパノラマ動画。周辺にはモーターホームや、テントキャンパー、車内キャンパーもてんこ盛りで、コロナどこ吹く風。まあ、スーパーに買い物に行くより、ここにいた方が安全ですからね。 お蔭で雉撃ちテントの出動となりました。ぼっとんトイレは歩いても行ける距離ですが、コロナの危険性は増すし、何しろ汚いから。

9時に子供を叩き起こし、朝食を食べさせて、出発です。
今日は前回一日だけキャンプしたサイトまで行ってみようとの目論見。ITやKDXの航続距離は最悪で60マイルくらいだから、トリップが25マイルになったら引き返せばいいでしょう。



どんどんと西へ走って10マイルくらいで停止。なんか、すでに見覚えがある感じの風景です。 岩山に近づき過ぎると、例のステアケースの走り難い路面になりますので、軟弱に掠める感じで行きます。


更に数マイル走って、ああ、ここだ、前回のキャンプ地。 前回、モーターホームに完全占拠されていた岩陰も、今回はまだ空きがあります。一応コロナで外出禁止だから?


こちらが南方。


このゴジラ岩(勝手に命名)が、前回キャンプ地である証明です。次回はもっと近づいて、岩登りしてアップ写真撮ってみたい。





分かってしまえば、大した距離では無かった。さて、引き返します。重複を避けて、ちょっと北側を通って。




草原を抜けると、湖底の手前の平地。広大で気持ちいい。


走行18マイルちょっと。

西域探検中(笑)にフラットでバンでも走り易そうな直線をを横切ったので、昼食後に確認に行きます。 出来れば帰りはガタガタ道ではなくて、湖底を横切ってこの道を使って州道247に出たいので。 ということで、バンでも通れるか観察しながらまた西へ。全般に平らなんだけど、縦溝が深い部分もあり。いい感じで走っていくと、いきなり厳しい溝が現れたり。草が生えていて見通しが利かないのがネックです。 ジープだったら平気だけど、2駆のバンじゃあなあ。万が一スタックしたら、助けを呼ぶのも大変だし。


取りあえず、フラットなアクセス路の南端までは行きました。途中には人家があり、宅配の車もかっ飛んでいった。


ルート図にはバンが通れるか走り回って探査した跡が出ている。

ということで、本日も終了。夕飯はまた例によってパエリアでした。

走行: 35マイル

2020年12月21日(月)

3日目です。相変わらず予報に反して最低5度と暖かい。てんこ盛りのキャンパー達は半数くらいになりましたが、まだまだ居ます。 特に鬱陶しいのが、我が家の南北の2グループ。北は豪華モーターホームの若い家族連れ。5〜6歳くらいの男の子2人が4輪バイクで湖底を時々走っている。南側はSUV4台くらいのグループ。 夜中まで焚火で騒いでいたようだけど、朝みたら2台になっていた。テントは見えないので車中泊なんだろうなあ。 ということで、相変わらず雉撃ちテントにお世話になります。

さて、今日は初日に走った北側ルートの続きです。出来れば北側の境界まで行ってみたいけど、岩山が立ちはだかっているからなあ。トライアル車じゃないんで、ガレ場やステアケース越えは疲れますからね。


10マイルくらい走ってここまで来ました。
岩山の麓の道はガレていて、やっぱり疲れます。背景の登りを越えれば、反対側の平原に出られるはずだけど、やっぱりパス(苦笑)。 山の近くは携帯の電波が届かず、GPSアプリが警告メッセージを表示。しかも、北側は別のオフラインマップが要るようで、ダウンロードしてないので地形が出ません。まあ、ちょっと平地に行けば電波が届くのでOK。




ふと下をみると、薬莢が。
ここのOHVAは、確かショットガンの発砲は許可されているはず。初日には、車数台のグループがテントサイトのすぐ隣で発砲しまくってましたから。その手の輩なので、日帰りで帰ったけど。

山越えはパスして、南北に延びる山塊の東側を回り込んでさらに北へ。








また登りで大変そうなので、ここで平地に下りたい。涸れ沢沿いに行けそうなので下ります。


う〜ん、ホントに行けるのか?


振り返ればこんな感じ。


歩いて下見したら、先はこんなんなってました〜 2メートルくらいのステアケース。 登るんじゃないので、ジャンプすれば下りられそうだけど、助走区間がバイク2台分長くらいしかなく、砂地に岩だし・・ フロント上げるの失敗して、着地で前転でもしたら一大事なので、引き返します。

結局、無理して涸れ沢なんか通らずに、高台をひたすら下りて行けばいいのでした。涸れ沢を下見してるときに出口に看板が見えたので、平地に下りてから行ってみます。



あ〜、ここから軍事エリアだった。確か、OHVAとの共有エリアで、演習してない時は行けるはずだけど、不発弾だとか高エネルギー装置とか、怖そうなので 出来るだけ山近くの道路を通って南進。下は涸れ沢出口のパノラマ。





南下してほぼキャンプ地くらいの緯度まで来ました。あとは西に行って戻るのみ。途中にまた同じ軍事看板と、大きなゲートがありました。ゲートは開いていたので、やっぱり共有エリアで、現在開放中なんだな。 行く手に丘がありますので登ります。んん、あれはやっぱり・・・



事故の記念碑ですね。ElMirageにもある。


墓碑そのものは撮りませんが、これならいいか。




丘を越えると、キャンプ地のある湖底が見えました。






走行距離は18.2マイル。


涸れ沢を下りようとして苦闘した跡。(笑)

焼きそばにて昼食。豚汁で余った大根を千切りにして、味噌汁も作りました。

食休みに転寝して、結構遅くなったけど、まだ行きます。今度はサイトの北にある丘を1周してやろうかと。




丘の南側の麓のルートを走りますが、いや〜、酷で〜道だ。スーパークロスのウォッシュボードみたいなのがひたすら。飛ばずに舐めて走りますから、疲れます。 漸くまともな路面になり、北に向かっていくけれど、地図で想像したより大回りになりそう。



もう日没が近いし、反対側がガレ場な可能性もあるので、Uターン。 この辺は開けていて独特な風景だった。


ということで、サイトに戻ったら、もう日が沈んでいました。

夕飯はまたまた例によってメスティン・スパゲティでした。 前回、トマトを入れ過ぎて胸焼けしたので、今回はマイルドにミルクとリンゴのみじん切りを替わり入れてみる。昼食が遅くて腹が減ってないので、まずは焚火です。今回も石ころに直火の素朴路線。 夕凪で風が回って、煙に追いかけられましたが。

走行: 32マイル




2020年12月22日(火)

4日目となりました。昨夜、南側のSUVが帰ったようで、朝には居なかった。湖底の対岸にいた数台も昨夕帰っていってほとんど居なくなったのですが、皮肉なことに一番近くの若家族だけが残っている。 でも、朝食を食べていたらピックアップトラックをモーターホームに繋いだので、そろそろ帰るのかな。まあ、我が家も明日は帰りますけどね。

さあ、今日は残っている東側の制覇だ。地図をみるとMelvilleDryLakeとその向こうにMeansDryLakeというのがあり、その向こうが軍事エリア。 境界には岩山があるから行かないだろうけど。

平坦な草原の中を走っていくと、前方に砂丘が。砂にパワーを奪われますが前進。




バイクを停めたら、スタンドが砂に沈んで立たない。幸いなことに(?)近くにビールの空き缶が転がってました。




ここから東方の岩山を北に回り込んで抜けると、最初の湖底、MelvilleDryLakeに。

そこから今度は南東へ。山と山の間の丘を越えてMeansDryLakeへ

まずは丘の上からパノラマ。



MeansDryLake

ジープ2台が岩山に向かって行きます。急坂を登るのかと期待したのですが・・・


彼らも我々同様軟弱だった。(笑)

強い西風でジープの立てた埃が襲い掛かってきました。




ここから草原を北上し岩山を迂回してMelvilleDryLakeの北部へ。


ということで、強い西風を正面に受けながらキャンプサイトまで戻ってきたのでした。
いや〜、よく走った。走行距離25マイル。


戻ると強風でテントが潰れかかっている。 張り綱を沢山持ってきて良かったよ。

ということで、昼食後はどこにも行かずにバンの中で過ごしました。夕飯はこれも当然のカレー。
幸い風は夕方に弱まり、夜には止んだので、子供はテントで寝ました。

2020年12月23日(水)

今日は帰るだけです。残っているのは我々のみ。 パンケーキの朝食後、撤収。


記念にサイトを背景にセルフィ―を撮ったのだった。



全部のルートの位置関係はこんな感じです。

全走行距離: 103マイル(165キロ)

オマケ

ジョンソン・バレーの最寄り街ルサーン・バレー(Lucerne Valley)に、面白そうなバイク・カフェがあります。そのうちに、立ち寄ってみようかなあ・・








まあ、旗から分かるようにトランプ支持者なので、アジア人だとフケ飯とか食わされるかもしれないけど・・



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