30年振り北海道一周ツーリング

2015年7月6日〜7月18日



7月11日(土)

晴れ
標津「海の公園」キャンプ場 ―(R244・R335)― 羅臼 ―(R334[知床横断道路])― ウトロ ―(R334)― 斜里 ―(R334)― 美幌 ―(R243)― 美幌峠 ―(R243)― 和琴半島キャンプ場 ―(R243・D52[往復])― 砂湯 ―(D52・R243[復])― 和琴半島キャンプ場
走行248Km
8時前に出発。朝は寒いのでカッパを着る。R335で国後島や知床連峰を見ながら羅臼へ。羅臼の道の駅には寄らず(あとでブラリーマン情報を見たら、生牡蠣が安く食べられるのだった。) 羅臼港へ。知床遊覧船が泊まっていて、白人も含めた観光客が沢山乗り込んでいる。流石は世界遺産の知床だあ。我々はそれを横目に、バイクを停めて港の奥に停泊している2艘の海上保安庁の巡視船へ。 我が子はこの手の戦闘出来る(?)艦船にも興味があるのです。

港の駐車場横の道端に停車。漁船を背景に。

後ろを見れば、羅臼岳。
   
1艘めは「かわぎり」。
   
2艘めは「てしお」。
船首についている発射装置。てっきり水砲だと思っていたのですが、子どもが知りたがるので乗組員に訊いたら、本物の大砲だそうな。 そうだったのか〜 知らなかった。 脅しではないのですね。

港を出て、標識が出ていた展望台に登る。

展望台駐車場よりバイクと国後島。

展望台より羅臼の街と国後島。

展望台よりのパノラマ動画。スマホはHDで広角に撮れるので数年落ちのコンデジより遥かに臨場感が・・
これならコンデジなんか持って来ずに、すべてスマホで撮るんだった。
展望台にはハーレー乗り老人ライダーグループが登ってきました。確か1台はトライクだった。このグループはその後も道北で見掛けた。
さて、展望台降りて、知床横断道路を登ります。途中右側に熊の湯キャンプ場の入り口が。左側には熊の湯の入り口。硫黄の臭いがする。嗚呼、昨日ここまで来ていれば〜

快晴の知床横断道路、途中随所に残雪があります。まだ雪に触ったことのない我が子が触りたいというので停車。 でも、残雪までは笹薮があり、子どもはあっさり諦めていた。まあ、雪くらい冬の南カならちょっと山に行けば幾らでも触れるから。 と毎年言いつつ、全然行ってないのですが。

快調に走り、峠の頂上へ。羅臼岳もくっきり。
タイトなワインディングをウトロ方向へ下って行きます。知床大橋方向への分岐が出て来た。知床五湖にでも行こうかなあと思ったけど、ツーリングマップルによれば、 勝手に行けるのは1湖だけで、残りは有料のガイド付きでないとダメとのことなのでパス。やはりこれも世界遺産化の賜物か。知床林道だって、きっとこの時期は一般車通行不可だろうし、 週末で観光客は多いだろうから、すべてパスしてウトロに下る。

観光客がひしめくウトロの街。ツールリングマップルに出ていた、漁協婦人部の食堂は、のどかな雰囲気なのでここで早めの昼食に。 しかし、ウニ・イクラ丼と鮭親子丼で4000円也。やっぱりそれなりの値段で、地元の人用のお得感はまったくなし。(とっくに地元用ではなくなってるのですね。)
   
まあ、ウトロ港でいい写真が撮れたから良しとするか。
ということで、知床観光はこれまでとして、走り出す。まあ、あとは途中のオシンコシンの滝くらいだろう。

と思ったら早速間違い。確かこれは三段の滝だったかな。道理で誰も居ない訳だ。

ああ、これだこれだ、オシンコシンの滝
ブラリーマンさんが、滝の上に行く道があると言っていた気がしたが、今その道は通行止めのようだった。

記念写真屋のおねえちゃんが、只でシャッターを押してくれるというのでお願いした。記念写真も当然撮られて、帰りに1000円で売っていたが、当然買わず。

自分の写真。フラッシュ焚いたけど、まだ弱過ぎ。コンデジじゃあねえ。
ここからR334で斜里市街に行き、左折してさらにR334で美幌に向かう。美幌から美幌峠を越えて屈斜路湖に行こうとの算段なのです。 やっぱり最初の屈斜路湖は美幌峠から見せないと・・と思ったのだが、当の子どもはそんなに感動した様子も無かった。
今日は全道で気温が上がったのか、内陸部なのでさらに暑い。時間も真昼間。斜里から美幌までのR334は苦行だった。 美幌でR243に曲がるところにセイコマがあったので、夕食の買出しも兼ねて立ち寄る。もう暑さですっかり元気なく、セイコマの冷房が気持ちいい。 ここのセイコマは中に食事の出来るカウンターがあったので、親子でソフトクリームを食べて休憩。ビールその他をクーラーバッグに詰めていたら、 店のおばちゃんが氷要りますかって。いや〜、セイコマは優しくていいなあ。
ということで、少し元気も出たので、R243を美幌峠に登ってゆく。そして到達した峠、86年当時にあった大きな施設は、当然道の駅になっていた。

確か、これが昔の標柱。さらにここから上に展望台が出来たのですね。かったるいので登らなかったけど。

そしてこれが感動の屈斜路湖・・・ でもなかった。昔は国道の反対側の丘に登って撮ったけど、きっとあそこの方がいいに違いない。

パノラマ動画のほうが少しはマシか? 最後に写っているのが、新しい展望台。
峠を下って、少し平地の直線を走って、看板が出て来たので左折。やって来ました、84年にGN400改で来て以来の和琴半島キャンプ場。 週末ですので、ほぼ満員。カヌー持参のスポーツ少年団みたいなのや、家族連れが沢山。でも幸いなことに、一番奥の管理棟近くの砂浜側のスポットが1つ空いていた。


この暑い日に木陰はないけど、贅沢言ってられない。ということで、即張ります。
カヌーで遊ぶ少年団員(?)たちを見て、子どもがボートに乗りたがる。この暑さじゃ、無理もないよ。 その辺にボートがたくさん転がっているので、管理棟で訊いてみるが、貸しボートはやってないって。 しょうがない、行きますか。84年に野郎二人でボートに乗った砂湯に。 ということで、R243に出て、D52に左折して湖岸の森の中を快調に走って到着。貸しボートありました。
   
最初は私がちょっと漕いだけど、すぐに交代。子どもは初めてのボート漕ぎが凄く気に入ったようで、これ以降、ボート漕ぎの出来る湖を探して彷徨うことになったのだった。

ちなみに、こちらが86年にボートを漕いだ私でございます。
テントに戻って夕飯。セイコマの豚肉と野菜炒めセットをコッフェルで炒めて、豚汁用に買った味噌で味付け。これがなかなか旨くて、その後も登場するのでした。 管理棟のコインランドリーで洗濯も。 食後、歩いてキャンプ場入り口にある旅館の温泉へ。小さな浴槽で、露天風呂は無かった。 そして、管理棟にビールが売っていたので、思わず500MLを全部で4缶も飲んでしまったのだった。 夜は驚くほど静か。あれほど人が居るのに、皆さんマナーいいですねえ〜。 82年の和琴ではカラオケで騒ぐ輩が煩かったのを思い出したのでした。
ウトロ漁協婦人部食堂 うに・いくら丼+鮭親子丼 4000円
セイコマ 美幌三橋 夕食その他 1888円
砂湯 貸しボート30分 500円
温泉旅館 湖心荘 500円
和琴半島キャンプ場 700円
7588円



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